 直線見事な切れ! ラブラブサンヒコ快勝 (Photo/佐藤 到)
やや混戦ムードかと思われた芝の特別戦・御所湖特別は、勝った馬こそ1番人気のラブラブサンヒコだったが2着以下はやはり混戦、3連単は35,170円の波乱となった。
直線、一気に伸びて差し切ったラブラブサンヒコの脚色が、非常に印象的なレースとなった。
レース序盤から中盤にかけては馬群の中程で待機していたラブラブサンヒコ、ここは「どこからでも動ける馬だから(板垣騎手)」と、前に行きたい馬を先にやってしまってじっと我慢の位置取り。実際、そこから動いて出る時の手応えは非常によく、馬群の外から楽に回って出て先行集団に取りついていく。
直線の伸びも見事で、先に抜け出したキタノソナタを一気に捉まえて交わすと、そのまま2馬身半突き抜ける圧倒的な末脚。いかにも1番人気馬のレース、しっかりと人気に応える快勝だった。
キタノソナタにとっては惜しいレースだった。逃げるタイキミスティの2番手で周回し、直線、ぬけ出しを狙うタイキミスティの外から、それ以上の脚を使って一瞬は先頭に躍り出る。確かに直後、一瞬の内にラブラブサンヒコに交わされ、後続の激しい追い上げにも晒されたが2着は死守。鞍上の木村騎手は「最後は本当の芝馬との差が出た感じでしたが、この馬も十分芝を走れる事が分かりましたから」と、レース後はさばさばした表情を見せた。
3着は大接戦だったが、クビの上げ下げの差でフォージドソブリンに軍配。猛烈な追い込みを見せたアリアンロッドは僅差で4着。
4番人気のビクトリームワンは5着、2番人気のゲイリーザスカイは落鉄の影響もあったか、伸びを欠いて6着。逃げたタイキミスティは7着に終わった。
勝ったラブラブサンヒコは父ダイタクサージャン、母ラブラブワールドの牝4歳。昨年10月、やはり芝の十和田湖特別以来、2つめの特別勝ちとなった。
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ペースがスローでしたから、いい位置につけておいて良かった。いつもの位置だったら届かなかったかもしれませんね。やはり芝が合うタイプですが、最近はダートでもよく走るようになってきました。追い込み脚質だから展開に左右されやすいだけですね。いろいろな条件で走れる馬だと思いますよ。(小林俊彦騎手)