■ 6回盛岡(8/5〜8/15) 重賞・特別レース結果 取材・文/テシオ編集部
パストラルBC 不来方賞 御所湖特別 桂樹杯 クラスターC 若鮎賞

2006年8月5日
特別 第7回 パストラルバーデンカップ/盛岡ダート芝1700m(サラ系B1/別定)晴・良

特別2勝目だ! タイキスペクトルNAR成績NAR出馬表

最後にグイッと一伸び。タイキスペクトルが特別2勝目を挙げる (Photo/佐藤 到)
 芝巧者が揃ったB1級の芝特別・パストラルバーデンカップ。やはり全体に接戦となったが、その中から抜け出したのはタイキスペクトルだった。
 レディラックが逃げてややスローの展開になったこのレース、終わってみればタイキスペクトルと鞍上・小林俊彦騎手のレース運びの巧さが目についた。
 自らも好スタートを決めたタイキスペクトルだったが、レディラックやナイキプレジャー、ヘライカントリーが出て行くとすんなり控えて4〜5番手につける。鞍上も一瞬“前過ぎるか?”と思った位置取りだったが、結果的にはこれがOKだった。

 レディラック先頭で進んだ3コーナーから直線までの勝負所、タイキスペクトルの外はロストプロパティーはじめ数頭が位置取り争いを繰り広げ、後方からもユウワンテイオーらが追い上げてくるが、そんな争いを上手く防いでみれば、直線に向いたところで前にいるのはレディラックとナイキプレジャーの2頭。しぶとく粘るレディラックを交わそうとしたところで外から来たロストプロパティーに一瞬前に出られるシーンがあったが、すぐに盛り返して首差抜け出したところがゴール。結果的には辛勝だったが、普段は追い込む馬を先行集団につけさせ、なおかつ最内でロス無く進んでいたことが最後の最後でものを言った印象だった。

 2着争いは接戦だったが、わずかに外ロストプロパティーが先着。レディラックが3着に逃げ粘り、3連単は9,160円という結果だった。ロストプロパティーは一瞬先頭に立っただけに惜しい結果。またレディラックは、今後の芝レースで台風の目になりそうな走りを見せた。
 勝ったタイキスペクトルは父ダイナフォーマー、母タイキクリスタルのセン馬4歳。岩手での特別戦勝ちは7月のジュライカップに続いて2つめとなった。

■ 勝利ジョッキーコメント
 ペースがスローでしたから、いい位置につけておいて良かった。いつもの位置だったら届かなかったかもしれませんね。やはり芝が合うタイプですが、最近はダートでもよく走るようになってきました。追い込み脚質だから展開に左右されやすいだけですね。いろいろな条件で走れる馬だと思いますよ。(小林俊彦騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 1436 385 3連複 33682 819
複勝 1060 142/421/53 3連単 98366 793
枠連複 19177 3594 ワイド 8225 1709/161/256
馬連複 46379 9425
馬連単 64475 6325
272800

優先出走権
レース名の由来 「パストラルバーデン」・・・岩手県の矢巾町にある温泉入浴施設「パストラルバーデン」の施設名より。パストラルは英語で「田園」、バーデンはドイツ語で「温泉入浴」の意です。→パストラルバーデンホームページ



2006年8月6日
重賞 第38回 不来方賞/盛岡ダート2000m(サラ系3歳OP・定量・地方全国交流)晴・良

オウシュウクラウン馬なり圧勝 夢はダービーグランプリへNAR成績NAR出馬表

追われれば引き離す 終始楽な手応えで圧勝したオウシュウクラウン (Photo/佐藤 到)
 ダービーグランプリの優先出走権をかけた不来方賞は、まさにオウシュウクラウンによるオウシュウクラウンのためのレースとなった。
 レース序盤、スロー気味のペースに折り合いを欠きそうになったオウシュウクラウンだったが、今のこの馬にはそれも大きなピンチにはならなかった。
 逃げるミステリーゴットを前に置いてオウシュウクラウンは2番手を追走。2コーナーを回るあたりではやや折り合いを欠き気味になり、手綱をおさえつつの走りに。しかし「ここでハナに立ってしまう事になっても、別にそれでもいいと思って(小林俊彦騎手)」と、鞍上は慌てず騒がず落ち着いた構えを取って後続に隙を与えない。

 先頭・2番手替わらずに進んだ3コーナー、後続も一気に間隔を詰めてレースが動き始め、テンショウボス、ブラックショコラも先行集団に取りついてくる。4コーナーにさしかかる頃には勝負は人気上位3頭の戦いに。そしてここからが今日のオウシュウクラウンの真骨頂だった。

 そこまでも盛んに馬体を併せようとするテンショウボスを、そのたびに引き離してきたオウシュウクラウンだったが、直線入り口、テンショウボスが最後の勝負をかけに来た時も並ばせないどころか難なく突き放してしまう。「こっちは余力がないところを並びに行ったのに、あっちは手応え十分で、反応が全然違った(阿部騎手)」ここからはオウシュウクラウンのまさしくワンサイドゲーム。直線は手綱を軽くしごいた程度の仕掛けで楽々5馬身差をつける完勝となった。

 2着はテンショウボス、3着にはブラックショコラと人気通りの結果に3連複は140円(1番人気)、3連単は350円(2番人気)と非常に堅い配当となった。

 勝ったオウシュウクラウンは父ジェイドロバリー、母フェイバードの牡3歳。これで今シーズンの岩手では5戦負け無し。重賞2勝、JDDG1・3着の実績をひっさげてダービーグランプリへ向かう。

■ 勝利ジョッキーコメント
 ペースが遅かったせいか、道中やや折り合いを欠きそうになりましたが、ハナに立ってもいいや、という気持ちでいました。いずれこの馬のレースができれば大丈夫だと思っていましたね。ダービーグランプリには地元の期待を背負って出走する事になると思いますが、順調にいけば良いレースをしてくれるのではないでしょうか。その時は皆さんも応援して下さい。(小林 俊彦騎手)

■ 勝利調教師コメント
 今日は期待通りのレースをしてくれました。前走から1ヶ月の間隔があったのでローテーションも心配していなかった。次走はダービーグランプリに直行のつもりです。この暑さだし、無理をしないで、約40日あればちょうど良い形で本番に臨めるでしょう。(櫻田 浩三)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 3741 2531 3連複 41775 22700
複勝 1599 526/483/281 3連単 155684 33402
枠連複 21508 6604 ワイド 14737 2734/4773/2852
馬連複 48376 14910
馬連単 116660 28521
404080

優先出走権 1着馬にはダービーグランプリG1(9月18日 盛岡競馬場)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「不来方」・・・こずかた:岩手県盛岡市にあった南部氏の城が「不来方城」(現、岩手公園)と呼ばれ、この名を頂戴し盛岡競馬の重賞競走として実施されている。岩鷲賞・駒形賞と並び最も歴史のある競走です。


2006年8月7日
特別 第7回 御所湖特別/盛岡芝1600m(サラ系B2・別定)晴・良

やはり芝は得意の舞台 ラブラブサンヒコ快勝!NAR成績NAR出馬表
直線見事な切れ! ラブラブサンヒコ快勝 (Photo/佐藤 到)
 やや混戦ムードかと思われた芝の特別戦・御所湖特別は、勝った馬こそ1番人気のラブラブサンヒコだったが2着以下はやはり混戦、3連単は35,170円の波乱となった。
 直線、一気に伸びて差し切ったラブラブサンヒコの脚色が、非常に印象的なレースとなった。
 レース序盤から中盤にかけては馬群の中程で待機していたラブラブサンヒコ、ここは「どこからでも動ける馬だから(板垣騎手)」と、前に行きたい馬を先にやってしまってじっと我慢の位置取り。実際、そこから動いて出る時の手応えは非常によく、馬群の外から楽に回って出て先行集団に取りついていく。
 直線の伸びも見事で、先に抜け出したキタノソナタを一気に捉まえて交わすと、そのまま2馬身半突き抜ける圧倒的な末脚。いかにも1番人気馬のレース、しっかりと人気に応える快勝だった。
 キタノソナタにとっては惜しいレースだった。逃げるタイキミスティの2番手で周回し、直線、ぬけ出しを狙うタイキミスティの外から、それ以上の脚を使って一瞬は先頭に躍り出る。確かに直後、一瞬の内にラブラブサンヒコに交わされ、後続の激しい追い上げにも晒されたが2着は死守。鞍上の木村騎手は「最後は本当の芝馬との差が出た感じでしたが、この馬も十分芝を走れる事が分かりましたから」と、レース後はさばさばした表情を見せた。
 3着は大接戦だったが、クビの上げ下げの差でフォージドソブリンに軍配。猛烈な追い込みを見せたアリアンロッドは僅差で4着。
 4番人気のビクトリームワンは5着、2番人気のゲイリーザスカイは落鉄の影響もあったか、伸びを欠いて6着。逃げたタイキミスティは7着に終わった。

 勝ったラブラブサンヒコは父ダイタクサージャン、母ラブラブワールドの牝4歳。昨年10月、やはり芝の十和田湖特別以来、2つめの特別勝ちとなった。
■ 勝利ジョッキーコメント
 他の馬がわーっと前に行こうとするし、自分の馬もあまりスタートが早くなかったので、いつもよりは後ろかな、という位置に。でも、前に乗った時どこからでも行ける馬だなと思いましたから、位置取りはあまり気にしていなかったです。芝は走る馬ですが、それにしても今回は良く走りましたね。(板垣吉則騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 1914 343 3連複 44948 474
複勝 1884 341/251/102 3連単 92433 194
枠連複 22661 1649 ワイド 6786 401/190/83
馬連複 51654 4331
馬連単 63984 3261
286264

優先出走権
レース名の由来 「御所湖」・・・盛岡市を流れる雫石川上流にある人造湖より。御所湖は1981年に建設された御所ダムによってうまれた人造湖で、湛水面積640ha(岩手県内1位・全国17位)の広大な水面を誇っています。周辺を豊かな自然に囲まれ、また湖畔の繋温泉をはじめとする観光拠点にも恵まれ、地元だけでなく全国の方に親しまれる湖となっています。



2006年8月13日
特別 第29回 桂樹杯/盛岡芝1700m(サラ系3歳上OP/別定) 晴・良
芝の王座はいただき! ジェーピーバトル連勝!!NAR成績NAR出馬表

2度目の決戦も再びジェーピーバトルに軍配が上がる (Photo/佐藤 到)
 せきれい賞の再戦ムードとなった桂樹杯は、今回もジェーピーバトル対サイレントグリーンの一騎打ちに。結果は僅差ながらジェーピーバトルの勝利。対サイレントグリーンでは3連勝となり、芝の年間王者へ、また一歩近づいた。
 ユーワプロトスとグローリサンディがかなりのスローで逃げる展開になったが、2頭にはお互いの姿しか目に入っていなかった事だろう。大外枠からうんなり4番手あたりを確保したジェーピーバトルと、そのやや後方で相手の出方を窺うサイレントグリーン。他馬の動きはそれなりに活発だったものの、この2頭はお互いを意識しあいながら道中を過ごす。
 レースが動いたのは4コーナー過ぎ。2番手を進んでいたグローリサンディが先頭に立ち、そのまま後続を引き離しそうな手応えを感じさせたのを見てジェーピーバトルが捉まえに動く。一方のサイレントグリーン、やや仕掛けのテンポをずらしつつ直線ギリギリのところで追い出しにかかったのは、いかにも“相手は一頭”というタイミング。
 先頭に立ったジェーピーバトルの外からダイヤモンドヒカリ、内からはゲンパチミラクルも追いすがるが、サイレントグリーンもジェーピーバトルとダイヤモンドヒカリの間に馬体を突っ込み、がむしゃらに馬体を併せに行く。
 最後はやはりジェーピーバトルとサイレントグリーンの2頭の追い比べ。しかし、サイレントグリーンの猛追撃をわずかに振り切ったジェーピーバトルがクビ差先着して、2度目の一騎打ちに決着をつけた。

 3着はイエローボイス、4着はゲンパチミラクル。外を回ったヤマニンランスタンは直線やや伸びず5着、ヤマヨダイナミックは9着に終わった。

 勝ったジェーピーバトルは父ビワハヤヒデ、母ウェディングシチーの牡6歳。これが今シーズンの3勝目、芝レースに限っていえば今シーズン3勝2着2回、通算5勝2着2回と完全連対をキープした。
 ジェーピーバトルはこれでOROカップの出走権を確保した事になり、次走はこのままOROカップへ向かう事が濃厚となった。

■ 勝利ジョッキーコメント
 やや先頭に立つのが早かった分、最後に追いつめられて差が縮まりましたが、クビ差でも不安は感じなかったですね。どこからでもレースができる馬ですし、芝も合うから安心して乗れます。(菅原 勲騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 2957 1235 3連複 30597 1858
複勝 1673 521/246/190 3連単 126584 4263
枠連複 14758 3468 ワイド 10407 2468/574/271
馬連複 47748 10631
馬連単 79123 12947
313847

優先出走権 1・2着馬にOROカップ(9/24 盛岡芝1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「桂樹」:山地の水分の多い場所に自生する落葉樹の名より。盛岡市の市木にも指定され、枝が垂れるシダレカツラは、今でこそ各地に拡がりましたが、元々は盛岡で発生した地方特有の変種といわれています。高さ30mほどの巨木に育つものもあり、盛岡市内には国の天然記念物に指定された木もあります。



2006年8月14日
重賞 第11回 クラスターカップ GIII 盛岡ダート1200m(サラ系3歳上OP・別定・全国交流)晴・良
ゴール寸前捉えた! アグネスジェダイ重賞3連勝!NAR成績NAR出馬表
アグネスジェダイ
アグネスジェダイ ゴール寸前で差し切って重賞3連勝 (Photo/佐藤 到)
 全国のスピード自慢が集まって行われた短距離決戦・クラスターカップG3。予想通りのハイペースの争いはレコードタイの高速決着を呼び、そして勝ったのは、ここまでダート重賞連勝中のアグネスジェダイだった。

 このレース、前売り段階ではアグネスジェダイが単勝1番人気となっていたが、この日のコース状態が前残り傾向にあったためか、締め切り直前にトウショウギアが1番人気を奪った。とはいえトウショウギア17169票に対しアグネスジェダイ17060票とわずか109票の差、3番人気オフィサーは6851票だったので、事実上、先の2頭が人気を分け合った形。
 レースは笠松・クィーンロマンスが果敢にハナを奪いにいって幕を開いた。2番手にディバインシルバー、3番手にアグネスジェダイ。トウショウギア、ナシュータックらもその一団となって、前半3ハロン33秒台のハイスピードバトルを展開。
 クィーンロマンスにとっては厳しい流れ、しかしディバインシルバーも今年このパターンで失速することが多く、これも嫌な展開だろうなと思っていたところ、3〜4コーナーでクィーンロマンスが急速に失速。替わってディバインシルバーが単騎先頭、それも後続にやや差をつけた形の先頭となって形勢は一気にディバインシルバーに傾いた。
 こうなると逃げるディバインシルバーのスピードは衰えない。アグネスジェダイ・トウショウギアの2頭も必死の追い上げを見せるものの、差はなかなか縮まらない。鞍上・小牧騎手の叱咤激励に応えて、アグネスジェダイがじわじわと脚を伸ばす。ディバインシルバーも逃げる。このままディバインシルバーが押し切るか、と思われたゴール寸前、アグネスジェダイが最後の一伸びでディバインシルバーを捉えた。着差はクビ、タイムは3年前のこのレースでディバインシルバーが出したのと同じ、レコードタイとなる1分9秒8の高速決着となった。

 アグネスジェダイと共に追い上げてきたトウショウギアはあと一歩の伸びを欠いて3着。やや離れて船橋・コアレスデジタルと金沢・マヤノチャーナが並んで伸びてそれぞれ4着・5着を確保。オフィサーはその後ろの6着、キーンランドスワンは10着。岩手勢の最先着は7着のニッショウウララだった。

 勝ったアグネスジェダイは父アグネスワールド、母ラッキーパイシーズの牡4歳。昨秋のダービーGP以降はダート短距離戦に主戦場を移し、これで重賞5勝目、さきたま杯からは3連勝を達成した。次走は東京盃(10/4 大井競馬場)に向かう可能性が濃厚。

■ 勝利ジョッキーコメント
 上手く3番手の外という、この馬にとっての好位を取れたのが大きかったですね。ただ、4コーナーでは楽に前に並べると思っていたら、ディバインシルバーが思ったよりしぶとくてちょっと慌てました。最後は力の差でしょうか。3歳の頃と比べて揉まれ弱いところが無くなって、馬が力を出し切れるようになってきた。これからもがんばってくれると思います。(小牧 太騎手)

■ 勝利調教師コメント
 思ったよりも僅差、なによりディバインシルバーが強かったですね。58kgは背負い慣れているけど、相手は57kgで1kgでも軽い方が有利だったかも。コース状態も速かったですしね。今後も短距離からマイルあたりまでの距離で考えながら走らせていきたい。さしあたりは東京盃、その次はまた考えます。(森 秀行調教師)

■ そのほかの騎手コメント
2着:ディバインシルバー/「この時計で走って差されたのでは仕方がない。馬は良くがんばってくれたと思います」(穂刈騎手)

3着:トウショウギア/「いつもはもう少し動く馬なのに、道中の動きが重かった」(田中勝騎手)

6着:オフィサー/「直線だけの馬だし、小回りコースで前残りの展開では苦しいですね」(福永騎手)

10着:キーンランドスワン/「外枠だったせいか、馬が力んでいたし行きたがってもいた。その分、最後が伸びなかったのかも。内枠だったらもっと抑えて行けた気がする。1000mならそれでも行き切れるけど、1200mになると保たない。難しい馬ですよ」(四位騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 47781 17060 3連複 197544 24236
複勝 27148 7155/2323/9954 3連単 770950 16754
枠連複 82079 4484 ワイド 52009 2764/16227/3247
馬連複 224109 14585
馬連単 355850 16637
1757470

優先出走権
レース名の由来 「クラスター」・・・英語で「星団、集団、ぶどうの房」などの意のClusterより。平成8年の盛岡競馬場開場を契機とした本格的な中央、地方競馬の交流・連携をクラスターとイメージして名付けられた。夏季、短距離で競われる全国交流ダートG3競走。



2006年8月15日
特別 第7回 若鮎賞/盛岡芝1600m(サラ系2歳OP・馬齢)晴・良
パラダイスフラワー 押し切って3連勝!!NAR成績NAR出馬表

逃げ切り勝ちで3連勝を達成したパラダイスフラワー (Photo/佐藤 到)
 9月のジュニアGPトライアル・若鮎賞。超スローの根比べレースを、終始ペースを握ったパラダイスフラワーが後続の追撃を凌ぎきった。
 結果的に言えば、パラダイスフラワーがハナを奪い、2番手にパチョリ、3番手マツリダランランという位置取りになった時に勝負は決まっていた。
 馬群の先頭に立って引っ張る形になったパラダイスフラワー、すかさずペースを超スローにおとしてマイペースを主張。2番手についたパチョリ、3番手に出たマツリダランランをはじめ、後続馬群はみな折り合いに苦しみながらの追走を余儀なくされる。

 3〜4コーナーでややペースが上がってきたが、それでも先頭パラダイスフラワーからパチョリ、マツリダランラン、そしてセイントセーリングの隊形はがっちりと固まったまま。
 4コーナーから直線に入ってパラダイスフラワーが単独先頭の形、それをセイントセーリング、そして後方から唯一追い込んできたソードが追い上げ、終盤やや伸びの鈍ったパラダイスフラワーを追いつめていったが、馬体が合いそうになるところまでが精一杯。ここは道中マイペースで走ったパラダイスフラワーの余力がわずかに勝った。

 結果、パラダイスフラワーが首差で凌ぎきって優勝、2着はセイントセーリングで1・2着は人気通り。3着は終盤いい脚を見せた6番人気ソードが食い込んだ。3番人気パチョリ、4番人気マツリダランランの2頭は直線後退、それぞれ5着と7着に終わった。

 勝ったパラダイスフラワーは父ティンバーカントリー、母ダイナコマネチの牝2歳。前走ビギナーズカップに続いて特別戦2連勝となった。次走は未定だが、認定競走勝ちを狙いつつ、順調ならエーデルワイス賞G3(10/12 旭川ダート1600m)を目指すプランが浮上している。

■ 勝利ジョッキーコメント
 やはり芝だと素質だけで走っている感じで、ハナに立ってペースを落として、できるだけ貯金を残しておきたかった。今回はペースのおかげで勝てました。距離に関しては問題なさそうですね。(小林俊彦騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 3313 1573 3連複 30602 2196
複勝 1307 509/156/101 3連単 111645 3697
枠連複 13768 5286 ワイド 10477 2640/444/458
馬連複 49226 17700
馬連単 64612 12439
2847454

優先出走権 1・2着馬にジュニアグランプリ(9/23 盛岡芝1600m)の優先出走権が与えられます。
レース名の由来 「若鮎賞」・・・若鮎の元気の良さをイメージした2歳馬による競走。


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