■ 5回盛岡(7/22〜7/31) 重賞・特別レース結果 取材・文/テシオ編集部
ひなげし賞 オパールカップ 南昌山賞 ビギナーズカップ せきれい賞 東京Cけやき賞

2006年7月22日
特別 第7回 ひなげし賞 /盛岡ダート1800m(サラ系3歳牝馬OP/別定) 小雨・不良
サイレントエクセル 大差圧勝VNAR成績NAR出馬表

大差で圧勝を飾ったサイレントエクセル (Photo/佐藤 到)
 10頭立てで行われたひまわり賞トライアルのひなげし賞は、サイレントエクセルが大差で圧勝。本番に向け不動の本命ぶりをアピールした。

 とにかくサイレントエクセルの強さだけが目立ったレースだった。ゴールデンパンジーがやや出遅れ気味で、逃げたのはジュリアとなったが、サイレントエクセルも好スタートを決めてその2番手につける。3番手ディアブロハンターでピグレットはやや離れた4番手、ゴールデンパンジーは5番手あたりを追走する。
 そのままの態勢で進んだ3コーナー、ジュリアがやや失速気味となる一方、ディアブロハンターがなかなか離れずに追いすがってくるのを見たサイレントエクセルと板垣騎手は「外からドンドン追い上げてこられるから、こっちも退くわけにいかなくて(板垣騎手)」とそこからいよいよ動き始める。

 まずは自力でジュリアを競り落としたサイレントエクセル、4コーナーを回って直線に入る頃にはディアブロハンターも引き離して単独首位の位置を確保。そこからが圧巻で、本格的に追い始めると後続はあっという間にちぎれて差が開く一方。2番手集団ではようやく中団グループが迫ってきて一団となったものの、もはやサイレントエクセルははるか前方。終わってみれば直線だけで2.3秒差、着差はもちろん「大差」となる圧勝劇だった。

 一方2番手争いは、4頭一団の混戦から最後の最後で内からひと伸びしたピグレットが僅差で2着確保。追い込んだゴールデンパンジー、キャメロンスイートが続き、ディアブロハンターは直線坂下まで粘ったもののそこで脚が止まって4着。しかしこの4頭はいずれもクビ差の接戦だった。

 勝ったサイレントエクセルは父ウイングアロー、母メイプルダンスの牝3歳。今シーズンはこれで留守杯日高賞・あやめ賞・ひなげし賞と牝馬重特を3勝。次走はひまわり賞になる模様。

■ 勝利ジョッキーコメント
 他の馬が行くのならその後ろに控えて競馬を、と思っていましたが、今日は自分の馬のスタートも抜群に良かったので2番手になりました。ただ、位置取りとかコース・距離は気にならなかったですね。今日はもう完璧なレースでした。(板垣吉則騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 4090 3265 3連複 31993 5423
複勝 3666 2707/82/257 3連単 117822 5088
枠連複 15838 2046 ワイド 10431 778/3229/492
馬連複 38659 3938
馬連単 80453 7381
302952

優先出走権 1着馬にひまわり賞(8/20 水沢ダート1900m)の優先出走権が与えられます
レース名の由来 ひなげし・・・ヨーロッパ原産のケシ科の一年草の名より。5月頃、紅・桃・白色などの花を咲かせます。虞美人草・ポピーともいう。




2006年7月23日
重賞 第6回 オパールカップ/盛岡芝1700m(サラ系3歳OP・定量・地方全国交流) 曇・重

ブラックショコラ優勝も 2着カズノマックイーンで波乱NAR成績NAR出馬表

ゴール前きっちり捉えたブラックショコラ (Photo/佐藤 到)
 遠征馬6頭を1迎えて行われた3歳芝の地方競馬全国交流競走・オパールカップ。勝ったのは断然人気を集めたブラックショコラだったが、2着に意外な馬が粘って波乱の結果となった。

 1番人気が岩手のブラックショコラ、2番人気は笠松のシホウネリという形で始まったレースだったが、結果は2頭が明暗を分ける事になった。
 まずハナを切ったのは大方の予想通りナイキザフォース。トウショウジャンボ、ブライトパステルらがこれに続き、ブラックショコラは中団の7〜8番手、シホウネリはスタート後下げて馬群の最後方から追走する。
 雨の影響で重馬場になったためか、それほど激しい先行争いにはならなかったが、それでも先行グループの直後では位置取り争いがしばらく続いた。この先行グループの直後、最内にカズノマックイーンがつけて進んでいたが、この時はこの後どうなるか、まだ知るよしもない。

 芝でのナイキザフォースの逃げはなかなかスピード衰えず4コーナーを回ってもなお先頭を守っていたが、前走同様、直線半ばでついに力尽きる。ここで替わって先頭に立ったのはなんと12番人気カズノマックイーン!ジェスターズコートは外を追い上げてきた影響かむしろ引き離されてしまい、坂を駆け上ったところではカズノマックイーンが半馬身ほど差をつけている。
 齋藤騎手念願の重賞初制覇まであと一歩まで迫ったのだが、人気のブラックショコラが見逃してはくれなかった。4コーナーまでに好位に取りついていたブラックショコラは直線に向くと“さすが”という伸びを発揮、ゴール寸前できっちりカズノマックイーンを捉えてクビ差抜け出した。
 2着はカズノマックイーン、3着にジェスターズコート。直線追い込んだグリーントマトが4着。2番人気のシホウネリは4コーナーを回るところで大きく外にふくらんでしまい、結局そのロスが響いて9着に敗れた。

 勝ったブラックショコラは父ブラックホーク、母クインティアラの牡3歳。今シーズンは5月の岩鷲賞に続いてこれが2つめの重賞制覇。また同馬を管理する千葉博調教師は昨日のサイレントエクセルに続いて2日連続のメインレース制覇となった。

■ 勝利ジョッキーコメント
 ゲートの中とスタートを心配していましたが今日はどちらもスムーズでした。3コーナーあたりでやや前が詰まったりしましたが、4コーナーを回ったところでは“勝てるな”と思う手応えでしたね。(菅原 勲騎手)

■ 勝利調教師コメント
 直線は少しハラハラしましたが、きっちり勝ってくれるのだからやはり強い馬ですね。次走は不来方賞を考えています。ダートの2000mでも、サマーCのような末が活きるレースになれば十分こなしてくれると思います。(千葉 博調教師)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 5602 2947 3連複 50645 113
複勝 2457 773/39/171 3連単 139808 59
枠連複 29475 316 ワイド 14577 302/1527/16
馬連複 60714 615
馬連単 98512 727
4701790

優先出走権
レース名の由来 オパール・・・宝石のOpalより。水晶に近い珪酸と水分で構成された非晶質の鉱物で、無色から虹色まで、様々な色のものがある。和名は「蛋白石」。10月の誕生石になっています。



2006年7月24日  萬年健杯
特別 第7回 南昌山特別/盛岡ダート1800m(サラ系B2牝馬・別定) 曇・稍重
キタノソナタ 前走の雪辱果たすNAR成績NAR出馬表

鞍上・鞍下とも初の特別タイトルとなった (Photo/佐藤 到)
 B2級の牝馬特別・南昌山特別は案の定の大波乱。しかし混戦の中、前走人気で敗れたキタノソナタがきっちりと雪辱し、鞍上の木村暁騎手と共に初の特別勝ちを果たした。
 ヤマニンシンバルが逃げ、2番手にキタノソナタというほぼ予想通りの展開で進んだレースだったが、中でもキタノソナタの積極的なレースぶりが光った。
 「前走はスタートが悪く、砂をかぶりっぱなしでレースにならなかった。今回は前に行こうと決めていた」とレース後に語っていた木村騎手だったが、実際今回のキタノソナタはしっかり好スタートを決めて外から一気に2番手の位置を取り、その後のレースを大幅に楽にした。ヤマニンシンバルの逃げがややスローだったのも良く、キタノソナタは手応えを十分に保ったまま直線まで進む。

 4コーナーを回った時点で最内ヤマニンシンバルからキタノソナタ、コンゴウココロマチ、マイディザートと4頭が一線、外のマイディザートがやや早めに仕掛けて先頭に立とうとするが、キタノソナタも坂下から坂の上にかけて鋭い反応を見せてスッと先頭に踊り出る。ヤマニンシンバルは直線入り口あたり、マイディザートも直線半ばで力尽き、あとはキタノソナタとコンゴウココロマチの2頭の追い比べ。しかしキタノソナタが最後までリードを守り切り、首差でゴールに飛び込んだ。
 1番人気のヤマニンシンバルは直線で失速して7着、2番人気グラスコールは中団から動きが悪く9着に敗れ、3人気→8人気→10人気で決まった3連単は16万1080円の波乱となった。

 勝ったキタノソナタは父ラムタラ、母ブラックアイリスの牝馬4歳。JRA未勝利から昨年12月に岩手に転入し、C3〜B3級で4勝2着4回の安定した成績を残していた。前走の三陸リアス特別は2番人気10着に敗れており、今回はその雪辱戦。鞍上の木村騎手はこれがデビュー後初の特別制覇となった。

■ 勝利ジョッキーコメント
 前走が全然ダメな競馬をしてしまったので、今回こそはと自分に気合いを入れていました。今日は馬体重も手頃に絞れていたし、枠順も良かった。最後まで気を抜けませんでしたが、初の特別、嬉しいです。(木村 暁騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 3200 394 3連複 58961 112
複勝 3766 312/193/78 3連単 139683 64
枠連複 38097 2305 ワイド 10321 152/217/37
馬連複 66227 1060
馬連単 87996 1054
408251

優先出走権
レース名の由来 南昌山・・・岩手県矢巾町の西部に位置する山より。標高848m、釣り鐘型の山容は特徴的で、盛岡市周辺からはっきりと判別する事が出来ます。ブナの原生林など、手つかずの自然を堪能でき、箱ヶ森・東根山とともに「紫波三山」と呼ばれます。



2006年7月29日
特別 第24回 ビギナーズカップ/盛岡ダート1200m(サラ系2歳OP/馬齢)小雨・不良
パラダイスフラワー 牡馬も蹴散らし完勝!NAR成績NAR出馬表
パラダイスフラワー
持ったままの快勝だったパラダイスフラワー (Photo/佐藤 到)
 8頭立てからパチョリが取り消して7頭となった2歳特別・ビギナーズカップ。パラダイスフラワーとボスアミーゴの2頭が人気を分け合ったが、勝ったのは1番人気となったパラダイスフラワー。それも2着に5馬身差・走破タイム1分12秒2という好内容での快勝となった。
スタートでポンと飛び出しハナに立ったパラダイスフラワーと、やや出足がつかず、前も外も塞がった4番手からとなったボスアミーゴ。レースの結果がこれだけで決まったわけではないが、終始スムーズなレースをしたパラダイスフラワーと、いくらか窮屈なレースで伸びきれなかったボスアミーゴの、2頭の関係の象徴的なシーンではあった。
 パラダイスフラワーのレースはスムーズでかつスピード感に溢れ、これ以上のレースはないのでは、と思うほどだった。序盤こそマツリダランランに馬体を併せられていたものの、それを全く意に介せず、スピードに任せて自然に、徐々に引き離していく。
 ボスアミーゴが迫ってきてからも同様で、特にムチで追い立てる事もなく、ただ自身のスピードに乗って飛ぶようにゴールを目指す。 
 直線に入ってからのパラダイスフラワーの走りはまさに圧倒的だった。後続をぐんぐん突き放し、ゴールした時は2着に5馬身差をつけてまだ手綱は持ったまま。優勝タイム1分12秒2は今シーズンの全レースの中でもトップクラスのタイムで、コース状態不良を考慮しても非常に優秀なものだが、直線の伸びはいかにもそれだけのタイムが出ているだろうと思わせるものだった。
 一方のボスアミーゴはスタート後やや出脚がつかず、パラダイスフラワーの後方4番手からのレースになった。が、勝負所まで自由に動けず、ようやく動けるようになってパラダイスフラワーに迫っていった時には伸び脚の差がはっきりしてしまっていた。
 3着はさらに6馬身離れてマツリダランラン、4着5着はまたさらに7馬身離れてミーナモーションとカネショウエリート。カネショウエリートは4コーナーまでは先行集団にいたももの、そこでムチが入り始めて遅れをとった。

 勝ったパラダイスフラワーは父ティンバーカントリー、母ダイナコマネチの牝2歳。デビュー戦の芝こそ2着に敗れたが、ダートに替わった2戦目を圧勝。その勢いのまま特別制覇も成し遂げた。次走は未定だが、まだ認定競走を勝っていないので、それを狙っていくかどうかが焦点になる。
 なお「パラダイスフラワー」という名は97年に岩手でデビューした馬にもおり、今のパラダイスフラワーは2代目となる(ちなみに今のパラダイスフラワーと同厩・同馬主)。

■ 勝利ジョッキーコメント
 スタートして前に行こうと思えばスッと前に行けるし、離そうと思えばまたスッと離す。今日は楽なレースでしたね。今日のようなコース状態も合うのでしょう。折り合いがつくから距離の心配はないと思うし、いろいろなレースの経験をさせてみたいですね。(小林 俊彦騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 1954 790 3連複 20690 6715
複勝 1141 473/306 3連単 105671 12158
枠連複 ワイド 5754 1864/632/563
馬連複 47341 22294
馬連単 66222 14480
248773

優先出走権
レース名の由来 ビギナーズ・・・英語で「初心者」「初めてやる人」の意のBeginnerより。



2006年7月30日
重賞 第28回 せきれい賞/盛岡芝2400m(サラ系オープン・定量・地方全国交流)
芝の王者へ ジェーピーバトル待望の戴冠NAR成績NAR出馬表

初の重賞制覇を果たしたジェーピーバトル (Photo/佐藤 到)
 芝の地方競馬全国交流競走・せきれい賞。遠征馬4頭を迎え14頭立てで行われたこのレースは岩手のジェーピーバトルが快勝。初の重賞勝ちを果たすと共に、芝の王者の称号に向け大きく前進する事になった。
 芝の2400m戦とあって全体的にスローの流れになったが、ジェーピーバトルにはあまり関係なかったようだ。当初は好スタートを切って2番手、その後控えて3〜4番手についたジェーピーバトルは、スローペースの中でも特別折り合いを欠く事もなくスムーズに進んでいく。途中ウエノマルクンやケージーチカラ、アンフィトリオンの南関勢が前に出て行った時も「南関の馬が行ってくれて目標にできた(菅原勲騎手)」と落ち着いたもの。
 そのかわり勝負所からの走りは弾けるような瞬発力と爆発力に溢れていた。直線で抜け出した南関2頭を一気に交わし去ると、後ろから追い上げるサイレントグリーンの末脚も完封。最終的な着差は1馬身3/4差だったが、着差以上の勢いの差・力の差を感じさせる結果だった。

 2着にはサイレントグリーン。勝負所からはジェーピーバトルを追って伸びてきたがわずかのところで伸び脚の差が出てしまった。
 以下、3着には混戦をついて抜け出したヤマニンランスタン。直線一度は先頭に立ったアンフィトリオンが4着に粘り、5着はイエローボイス。1番人気に支持されたヤマヨダイナミックは後方からの競馬になり、追い上げたものの伸びを欠いて6着に終わった。

 勝ったジェーピーバトルは父ビワハヤヒデ、母ウェディングシチーの牡6歳。デビューは3歳6月と遅く、その後もC級〜B級でやや頭打ちになっていたが、昨年芝路線に進んで一変。今シーズンはオープンでも好走するようになり、このレースでついに重賞制覇を成し遂げた。

■ 勝利ジョッキーコメント
 中団からのレースをと思っていましたが、スタートが良く2番手につけるくらいの、この馬にしてはやや前になりました。レース半ばで南関の馬が前に出て行ったのも、むしろいい目標になりましたね。芝はほんとうに反応が良く、しっかり走ってくれます。(菅原 勲騎手)

■ 勝利ジョッキーコメント
 この馬はもうデビューできないかと思うくらいの故障から立ち直って、3歳の遅い時期だったけれどデビューする事ができた馬。はじめは馬力タイプに見えて、芝にこれほど適性があるとは思わなかったんですけどね。芝適性・距離適性と、父のビワハヤヒデの良いところを受け継いだのでしょうか。
 あまり夏に強いタイプでもないので、まずはこの夏を無事乗り切って、目標は秋のOROカップ。その前後に条件の良いレースがあったら遠征も考えたいと思います。(佐藤浩一調教師)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 4147 812 3連複 52712 1000
複勝 2645 485/610/184 3連単 139124 668
枠連複 35395 4357 ワイド 12043 1603/285/229
馬連複 74294 9558
馬連単 94839 7705
415199

優先出走権 1着馬には「天皇賞(秋)ステップ競走出走権」が与えられます
レース名の由来 せきれい・・・スズメ・セキレイ科に属する小鳥より。多くは水辺に住み長い尾を上下に振る習性があります。セグロセキレイ・ハクセキレイ・キセキレイなどがおり、岩手県盛岡市の市鳥として指定されています。
 OROパークでもよく見かける鳥です。



2006年7月31日
特別 第11回 東京カップけやき賞/盛岡ダート1800m(サラ系A1・JRA1000万下・定量)
岩手対JRAは JRAヴィオラポンポーサに栄冠NAR成績NAR出馬表

6馬身差の圧勝を飾ったヴィオラポンポーサ (Photo/佐藤 到)
 JRA・岩手の条件交流競走、東京カップけやき賞。JRA勢7頭・岩手勢7頭の14頭で争われたレースは、ハイペースの戦いの果て、JRAのヴィオラポンポーサが6馬身差の圧勝を飾った

 交流競走、そしてダートの1800m戦という条件からか、このレースは比較的スローの流れになる事が多いのだが、今年は一転ハイペースの争いになった。
 逃げたのは大方の予想通りラブリネスオブパリだったが、外から並んだベネザプレも一歩も引かず、馬体を併せたまま1コーナーから2コーナーへ、徐々にスピードを増しながら突っ込んでいく。いったんは前に出かけたケンブリッジマイアはこの2頭を先にやって3番手に控えたが、それでも流れに引きずられるように追走。いつしか先行集団はこの距離にしては珍しい高速ペースになだれ込んでいく。
 前半3ハロンの参考タイムは35秒5.これでは前にいった馬はたまらない。まずケンブリッジマイアが、そしてベネザプレ、ラブリネスオブパリと失速し、4コーナー手前ではニッショウウララ先頭、2番手をミッキーワンとコリントシチーが争うというように先行集団がガラッと入れ替わっていた。
 直線、今度はニッショウウララとコリントシチーが2頭並んで抜け出したが、ハイペースを4〜5番手で踏ん張っていたニッショウウララはやや脚色が見劣り、これはコリントシチーが突き放して決着か、というところ、もう一つどんでん返しが控えていた。
 道中は最後方にいたヴィオラポンポーサが、前がぴったり止まる展開に上手く乗って3コーナーから大マクリ。直線でもまだ先頭グループに取り付けるかどうか?という差があったが、抜け出しかけたコリントシチーも「交わして“これは勝った”と思ったところで手応えがなくなった(吉田騎手)」と脚が止まる。
 こうなると優るのは追い込みの勢い。一気に前を捉えたヴィオラポンポーサはそのまま6馬身突き抜けてゴールに飛び込んだ。同馬にとってはこれまで最大の着差をつけての勝利となった。

 2着はコリントシチー、3着にはニッショウウララ。以下ミッキーワン、ヤマニンエグザルトと続いて掲示板はJRA−JRA−岩手−JRA−岩手の順。1番人気に支持されていたラブリネスオブパリは13着と大敗を喫した。

 勝ったヴィオラポンポーサは父オーサムアゲイン、母インディアンポーサの牡5歳。JRA所属馬ながらここまでダート戦のみで走っており、昨年8月には盛岡でフレンドリーC・シリウス賞を優勝。盛岡ではこれで2勝目となる。

■ 勝利ジョッキーコメント
「いければ中団くらいでレースを」と言われていたのですが、出ムチを入れても全く行ってくれなくて・・・。それでも結果的には脚の使える展開になってくれたので良かったです。中央の馬にしてはおとなしい馬ですね。(小林俊彦騎手)

発売票数 的中票数 発売票数 的中票数
単勝 3841 265 3連複 58554 474
複勝 4458 525/780/361 3連単 151907 215
枠連複 46046 3567 ワイド 11793 368/216/239
馬連複 67725 1702
馬連単 85454 785
429778

優先出走権
レース名の由来 「東京カップけやき賞」・・・1996(平成8)年の盛岡競馬場開場に併せて結ばれた、「JRA・東京競馬場」と「盛岡競馬場」との姉妹提携を記念し開設された競走。東京競馬場が所在する府中市の市木である「けやき」をレース名としました。1999(平成11)年よりJRAとの交流競走となりました。


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