
1年ぶりの逃げ切り勝ちを決めたブルーオスカー(Photo/佐藤到)
10頭立てで行われたエイプリルカップ。逃げてしぶとく粘り切ったのは7番人気のブルーオスカー、そして2着にも8番人気エイシンアザレアが残って、馬単は86,560円、3連単では937,530円の大波乱となった。
好スタートから飛び出したブルーオスカーだったが、道中はアイオープナーやエイシンアザレアに終始競りかけられる展開。しかし、それほどペースが上がらないまま、むしろスローと言える流れになったのが幸いしてか、逃げるブルーオスカーのスピードはなかなか鈍らない。
4コーナー、ずっと競り合っていたエイシンアザレアが一度は半馬身ほど前に出、一方のブルーオスカーはムチを入れて手応えを失いかけるかのようなシーンがあったが、そこからブルーオスカーが二枚腰を発揮。再び差し返すとそのままゴールまで粘りきった。
2着はエイシンアザレア、3着は中団から追い上げたシラバス。1番人気セイビンググレースは先行したものの最後はミナミノサニーオーにも交わされて5着に終わった。
馬番2→6→7、7番人気→8番人気→5番人気での決着となった3連単は、なんと大台寸前の937,530円。そればかりか、枠複・馬複・馬単・3連複のいずれもが万馬券の大波乱となった。
ブルーオスカーは父マイニング、母インターフォレストの7歳馬。昨年5月に特別・緑風賞を制して以来、約1年ぶりの勝利を再び特別戦勝利で飾った。
|
やはり春先は調子が上がる馬ですし、耳無しメンコに替えて気合いも乗っていました。なによりペースが遅かったのが良かったです。4コーナーで前に出られた時は苦しかったですが、前回もそんな展開でよく粘っていましたから大丈夫だと。去年もこの馬で特別を勝てましたが、毎年一つは勝ってくれる、馬主孝行の馬だと思います。(阿部英俊騎手)